東京株式(前引け)=円安や政策期待背景に上げ足加速 

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/09/02 11:58
 2日前引けの日経平均株価は前日比200円高の1万5676円と大幅続伸。前場の東証1部の売買高概算は13億563万株、売買代金概算は9423億5000万円。値上がり銘柄数は1254、対して値下がり銘柄数は428、変わらずは137銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場はレイバーデーのため休場で手掛かり材料難が意識されたものの、3日の内閣改造後の政策への期待感が高まったほか、取引時間中に外国為替市場で円安が進行し、全体のムードが急改善した。株価指数先物への買いなどを足場に日経平均は10時ごろから一気に水準を切り上げ、前場はほぼ高値圏で着地している。
 個別ではソフトバンクが堅調、菱化工機はストップ高、岩谷産も大きく買われた。アイフルが活況高、ファーストリテも高い。古河電池が値幅制限上限に買われたほか、芝浦メカ、オーバル、NTNも値を飛ばしている。大和小田急、飛島建も物色人気。半面、ダイキョーが大幅安、イチケン、鉄建なども売られた。伊藤園が安く、内田洋行の下げもきつくなっている。


出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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