東京株式(前引け)=買い一巡後伸び悩むも商いは膨らむ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/07/31 11:55
 31日前引けの日経平均株価は前日比55円高の1万5701円と続伸。前場の東証1部の売買高概算は11億6034万株、売買代金概算は1兆205億6000万円。値上がり銘柄数は786、対して値下がり銘柄数は841、変わらずは187銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は、寄り付きから買い優勢で1万5700円台を回復して始まったが、その後は伸び悩み気味。前日の米国株市場でNYダウが続落したものの、発表された米国の4~6月期のGDP速報値が市場コンセンサスを大きく上回ったことから外国為替市場で急速にドルが買われ、これが輸出主力株中心に追い風となった。ただ、日経平均は前日まで4日続伸、きょうの寄り付き時点では直近安値から450円程度の上昇をみせていたことで、上値では利益確定の売りも表面化した。ただ、売買代金は前場段階で久しぶりに1兆円大台に乗せている
 個別では、カシオ、NECが買われ、フォスター電も人気。高周波が値を飛ばし、協和キリンも上昇した。コロプラが急伸、KLabも活況高。オリコなどノンバンクも買われた。半面、KIMOTOが大幅安、ワコムはストップ安となった。アンリツ、任天堂が急落、イチケンも安い。GSユアサも大きく値を下げた。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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