東京株式(前引け)=買い優勢も売買代金は盛り上がりを欠く

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2014/07/25 12:01
 25日前引けの日経平均株価は前日比87円高の1万5371円と反発。前場の東証1部の売買高概算は10億9094万株、売買代金概算は8025億7000万円。値上がり銘柄数は1085、対して値下がり銘柄数は551、変わらずは174銘柄だった。
 きょう前場の東京株式市場は前日の米国株市場ではNYダウが小幅続落したものの、S&P500は過去最高値を更新するなど堅調な動きをみせたことや、為替が1ドル=101円70~80銭台と円安含みでもみ合ったことも物色意欲を支えた。ただ、企業の四半期決算以外では手掛かり材料に乏しく、決算発表に絡む個別物色の動きに終始していることから全体出来高は盛り上がりを欠いている。
 個別ではクラリオンが大きく買われ、ファナックも大幅高。ソニー、NTTドコモ、伊藤忠が堅調。沢藤電が値を飛ばし、OKI、昭光通商なども物色人気となっている。清水建など建設株も買われた。半面、三井住友など銀行が冴えず、コマツも軟調。協栄産が売られ、OBC、日新電なども安い。タカラトミー、芝浦なども値を下げた。



出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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