あす(25日)の株式相場見通し=材料難続き買い手控え、上値の重さを再確認へ
あす(25日)の東京株式市場は、引き続き買い手掛かり材料難が続く地合いのなか、株価指数先物主導で薄商いで神経質な相場展開となりそうだ。日経平均株価は続落を予想する。
24日の東京株式市場は、後場に入って下落幅が一時200円を超えた。為替市場で1ドル=102円20銭台へと急速に円高・ドル安が進行し、株価指数先物にまとまった売りが出て、これが現物株市場での裁定解消売りにつながった。ただ、後場なかごろから外国為替市場で、円高傾向にやや歯どめが掛かったことから、日経平均株価も急速に下落幅を縮小し、日経平均株価終値は、前週末比27円安の1万4837円と小幅ながら反落となった。
市場関係者からは「前場は円安・ドル高進行を手掛かりに、株価指数先物主導で日経平均株価が買い戻され、一時116円高まで上昇し、1万5000円に迫る場面もあった。取引時間中には25日移動平均線(1万4863円=24日)を一時上抜けたものの、終値では下回った。1万5000円の壁の厚さを改めて実感させられた」との声が出ていた。
日程面では、TPP(環太平洋経済連携協定)閣僚会合が終了、1月の企業向けサービス価格指数に注目。海外では、米12月のS&Pケース・シラー住宅価格指数、香港1月の貿易統計が焦点に。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
24日の東京株式市場は、後場に入って下落幅が一時200円を超えた。為替市場で1ドル=102円20銭台へと急速に円高・ドル安が進行し、株価指数先物にまとまった売りが出て、これが現物株市場での裁定解消売りにつながった。ただ、後場なかごろから外国為替市場で、円高傾向にやや歯どめが掛かったことから、日経平均株価も急速に下落幅を縮小し、日経平均株価終値は、前週末比27円安の1万4837円と小幅ながら反落となった。
市場関係者からは「前場は円安・ドル高進行を手掛かりに、株価指数先物主導で日経平均株価が買い戻され、一時116円高まで上昇し、1万5000円に迫る場面もあった。取引時間中には25日移動平均線(1万4863円=24日)を一時上抜けたものの、終値では下回った。1万5000円の壁の厚さを改めて実感させられた」との声が出ていた。
日程面では、TPP(環太平洋経済連携協定)閣僚会合が終了、1月の企業向けサービス価格指数に注目。海外では、米12月のS&Pケース・シラー住宅価格指数、香港1月の貿易統計が焦点に。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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