<私の相場観>=光世証券・市場営業部門トレーディンググループ課長代理 小川 英幸氏
FOMCで来年1月からの量的緩和の縮小が決定され、日経平均株価は終値での年初来高値を更新した。目先的には、12月25日まで証券税制変更前の売りが続くため、それまでは上値の重い展開となるだろうが、その後は再び上昇局面に入ることが予想される。物色は、最近売りが強かった小型株に加えて円安を追い風にして自動車株や電気株が中心になると見ている。
来年の見通しとして「先進国経済の堅調と新興国経済の軟調」の指摘が多いが、先進国経済の堅調に呼応して、コンセンサス以上に新興国経済が堅調となる展開も考えている。そのため、現在バリューが低くなっている新興国の株価の上昇率が、先進国の上昇率を大きく上回るかもしれない。
そのような考えから、日本株においても、現在株価が安くなっている中国関連株が日経平均以上のリターンをもたらす事もあり得る。
そのほかには、16年3月期から負ののれん代が特別利益として計上できなくなるため、PBR1倍割れの銘柄を買収する動きが多くなる可能性にも注目している。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
来年の見通しとして「先進国経済の堅調と新興国経済の軟調」の指摘が多いが、先進国経済の堅調に呼応して、コンセンサス以上に新興国経済が堅調となる展開も考えている。そのため、現在バリューが低くなっている新興国の株価の上昇率が、先進国の上昇率を大きく上回るかもしれない。
そのような考えから、日本株においても、現在株価が安くなっている中国関連株が日経平均以上のリターンをもたらす事もあり得る。
そのほかには、16年3月期から負ののれん代が特別利益として計上できなくなるため、PBR1倍割れの銘柄を買収する動きが多くなる可能性にも注目している。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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