<私の相場観>=外為オンライン・シニアアナリスト 佐藤 正和氏
関心を集めた30日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文は、一部市場で予想されていた金融緩和に前向きなハト派的内容ではなかった。このなか、米量的緩和(QE)の縮小開始は、来年3月が有力となったように思える。
来年1月のFOMCは、議長会見も予定されていない。今後の経済指標の発表などを確かめる展開が続くが、足もとの情勢などを考慮すればQE縮小開始が、早まる可能性は小さいと思う。来年3月以降のQE縮小開始の可能性はあるかもしれない。
今後1カ月程度のドル・円相場は、96~100円前後の幅広いレンジをみている。しばらく方向性に欠ける展開も予想される。足もとでは、200日移動平均線(97円50銭前後)と120日移動平均線(98円70銭前後)に挟まれた状況にあるが、来月8日の米10月雇用統計などで相場がどう動くかがポイントとなりそうだ。
ユーロは強含み基調で、ユーロ円は133~139円前後、ユーロドルは1.35~1.40ドル前後を想定している。豪ドルは91~95円前後をみている。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
来年1月のFOMCは、議長会見も予定されていない。今後の経済指標の発表などを確かめる展開が続くが、足もとの情勢などを考慮すればQE縮小開始が、早まる可能性は小さいと思う。来年3月以降のQE縮小開始の可能性はあるかもしれない。
今後1カ月程度のドル・円相場は、96~100円前後の幅広いレンジをみている。しばらく方向性に欠ける展開も予想される。足もとでは、200日移動平均線(97円50銭前後)と120日移動平均線(98円70銭前後)に挟まれた状況にあるが、来月8日の米10月雇用統計などで相場がどう動くかがポイントとなりそうだ。
ユーロは強含み基調で、ユーロ円は133~139円前後、ユーロドルは1.35~1.40ドル前後を想定している。豪ドルは91~95円前後をみている。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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