あす(11日)の株式相場見通し=物色人気衰えず続伸、市場エネルギーが活性化
あす(11日)の東京株式市場は、五輪関連銘柄の物色人気継続が予想されることや、外国為替市場での円安・ドル高進行を受けて、日経平均株価は続伸となりそうだ。
10日の東京株式市場は、東京五輪関連として建設株が歴史的な活況となり全面高。これを中心に広範囲に買いが優勢となった。日経平均株価終値は、前日比218円高の1万4423円と大幅続伸。東証1部の売買高概算は42億3075万株、売買代金は2兆4412億円と膨らんだ。
市場関係者は「五輪関連物色の一角であった建設株への買いが、個人投資家の手掛けやすい低位建設株に広がったことで、短期資金が集中し市場エネルギーが活性化した感じだ。もちろん1日で20~30%も急騰した銘柄もあり、その反動は避けられないが、ここしばらく忘れていた資金が回転する実感が戻りつつあることは確か」としている。
日程面では、アルタンホヤグ・モンゴル国首相が来日(~14日)、8月の企業物価指数、7~8月期の法人企業景気予測調査、8月の中古車販売台数、7月の鋼材用途別受注統計、9日時点の給油所の石油製品価格、ジパング<2684.T>が上場廃止(ジャスダック市場)などに注目。海外では、夏季ダボス会議(中国・大連~13日)、英5~7月の失業率が焦点になる。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
10日の東京株式市場は、東京五輪関連として建設株が歴史的な活況となり全面高。これを中心に広範囲に買いが優勢となった。日経平均株価終値は、前日比218円高の1万4423円と大幅続伸。東証1部の売買高概算は42億3075万株、売買代金は2兆4412億円と膨らんだ。
市場関係者は「五輪関連物色の一角であった建設株への買いが、個人投資家の手掛けやすい低位建設株に広がったことで、短期資金が集中し市場エネルギーが活性化した感じだ。もちろん1日で20~30%も急騰した銘柄もあり、その反動は避けられないが、ここしばらく忘れていた資金が回転する実感が戻りつつあることは確か」としている。
日程面では、アルタンホヤグ・モンゴル国首相が来日(~14日)、8月の企業物価指数、7~8月期の法人企業景気予測調査、8月の中古車販売台数、7月の鋼材用途別受注統計、9日時点の給油所の石油製品価格、ジパング<2684.T>が上場廃止(ジャスダック市場)などに注目。海外では、夏季ダボス会議(中国・大連~13日)、英5~7月の失業率が焦点になる。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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