あす(31日)の為替相場見通し=FOMCの声明文を注視
あすの東京外国為替市場の円相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC)の声明文の内容に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=96円80~98円50銭、1ユーロ=128円50~131円00銭。FOMCの結果では、量的緩和を巡るフォワードガイダンスが注目されている。量的緩和の長期化を示唆される内容が盛り込まれれば、米長期金利上昇から円高・ドル安が進む可能性がある一方、何の示唆もない場合は円安・ドル高方向に振れることも予想される。ただ、同時に米4~6月GDPとADP雇用統計も発表される。米GDPに対しては前期比1.0%程度の成長を予想する見方があるが、成長鈍化は量的緩和縮小の先送り要因と受け止められることが予想される。また、ADP雇用統計は18万人の雇用者数増が見込まれている。
今週末には、米7月雇用統計が待っているが、FOMCの結果は今後の為替相場を左右する可能性もある。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
今週末には、米7月雇用統計が待っているが、FOMCの結果は今後の為替相場を左右する可能性もある。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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