[9月22日版]いま注目の3銘柄ピックアップ= フェアトレード 西村剛

著者:西村剛
投稿:2017/09/24 01:08

いま注目の3銘柄をピックアップ:

① トヨタ自動車㈱(7203)
平成30年3月期第1四半期の業績は、売上高+7.0%、税引前四半期純利益+0.3%で増収増益に着地しており好調だ。
ここ米株市場ではNYダウが高値を更新しておりリスクオン姿勢が先行、21日朝時点で外国為替市場でも1ドル=112円台半ばまで円安が進み、為替感応度の高い輸出関連銘柄には追い風となっている。(出典:2017年9月21日 みんなの株式)
同社は想定為替レートを1ドル=110円に設定しており業績上振れの可能性もある。
チャート上ではボリンジャーバンドの幅の拡大が強気相場を表しており、もう一段の上昇も期待できるだろう。

② 三井不動産㈱(8801)
平成30年3月期第1四半期の業績は、売上高+7.0%、営業利益+8.8%で増収増益に着地、通期の同利益も+5.3%と増益を見込んでおり好調だ。
21日の日銀金融政策決定会合の結果が「現状維持」となり、超低金利政策維持の見通しから不動産関連銘柄の今後の上昇期待が高まっている模様で、同日昼過ぎには業種別騰落率で不動産セクターが値上がりトップとなった。(出典:2017年9月21日 みんなの株式)
また21日終値時点でPER17.10倍と割安水準であり、買い支えが入りやすくなっていると考えられる。

③ ㈱三井住友フィナンシャルグループ(8316)
平成30年3月期第1四半期の業績は、経常収益+13.6%、親会社株主に帰属する四半期純利益は+31.1%と増収増益に着地。
北朝鮮の建国記念日である9月9日を無事通過して以来投資家のリスクオン姿勢が復活、その中でもメガバンクの買い戻しが強く、米長期金利も21日時点で2.27%まで回復しており金融株の上昇を後押ししている。(出典:2017年9月22日 みんなの株式)
中でも同社は株価が一目均衡表の雲を超えており、強気相場を表す三役好転が現れていることから、もう一段の上昇が期待できるだろう。

上記3銘柄の、短期的な値上がりに期待。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想