東京株式(大引け)=389円高、リスク選好の流れ強まり2万円大台を回復

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/09/19 15:41
 19日の東京株式市場は終始買い意欲旺盛で日経平均株価は一時400円を超える上昇をみせ年初来高値を更新、終値ベースで8月7日以来となる2万円大台を回復。

 大引けの日経平均株価は前週末比389円88銭高の2万299円38銭と続急伸。東証1部の売買高概算は20億4459万株、売買代金概算は3兆1059億2000万円。値上がり銘柄数は1679、対して値下がり銘柄数は279、変わらずは70銘柄だった。

 きょうの東京市場はリスク選好の流れが一気に強まり、日経平均は大幅高、5月8日の450円高以来の上げ幅を記録した。前日の米国株市場でNYダウが7日続伸し最高値街道を走り、外国為替市場では米長期金利の上昇を背景にドル買いの動きが加速、1ドル=111円台後半まで円安が進んだことが追い風となった。出遅れた向きの実需買いに加え、空売り筋の買い戻しが上げ足を助長し時価総額の大きい主力株中心に踏み上げ相場の様相を呈した。業種別には銀行や保険など金融株や自動車株などが買いを集め全体を押し上げている。全体の8割以上にあたる銘柄が上昇し、売買代金は3兆円を上回る活況ぶり。東証1部の時価総額は613兆円強に達し、約2年ぶりに過去ピークを更新した。

 個別では、任天堂<7974.T>が群を抜く売買代金をこなし大幅高。トヨタ自動車<7203.T>が急伸、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>などメガバンクも物色人気となった。東京エレクトロン<8035.T>ファナック<6954.T>なども値を上げている。岡谷電機産業<6926.T>がストップ高、旭ダイヤモンド工業<6140.T>が値を飛ばし、JPホールディングス<2749.T>も大きく買われた。UACJ<5741.T>さくらインターネット<3778.T>なども大幅に上昇した。

 半面、ニトリホールディングス<9843.T>が後場下げ渋るも大幅安。石川製作所<6208.T>阿波製紙<3896.T>なども大きく利食われた。日本ライフライン<7575.T>が急落、モリテック スチール<5986.T>江崎グリコ<2206.T>なども安い。宮地エンジニアリンググループ<3431.T>も売りに押された。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ

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