＜9/19～9/22＞ 来週の日経平均の動き

中期上昇トレンドは継続

北朝鮮問題がなかなか収束せず、ミサイル発射も継続的に続いています。

ミサイル発射実験をはじめておこなった時は衝撃的でしたが、徐々にその回数も増え、日本海から太平洋側へと日本の上空を通過するところまで来てしまいました。

しかし、それも何度も続くとそれに慣れてしまうのか、冷静に考えたら本土の上空に向けてミサイルが発射されているというのに、反応が薄くなってしまっているのが怖いです。

株価の方は一度出てしまうと織り込まれるので、先週末のようにミサイルが発射さらたとしても株価自体はほとんど下がらなかったと思います。

株価ならいいのですが、ミサイルが日本に向けて発射されても危機感を感じなくなってしまうことの方が怖いですね。

さて、そんな北朝鮮の問題は続いていますが、たとえミサイルを打とうが何をしようが、株価の方に影響はありません。

すでにお伝えしているように9月、10月は中期的な上昇トレンド期間にあたるので、ずるずる下がるような下降トレンドとは全く違って強い相場です。

そのため、北朝鮮絡みの悪材料が出て株価が下がった時は押し目買いのチャンスととらえてください。

最近の傾向として日本時間の早朝時にやることが多いので、寄付きがらギャップダウンして始まりますが、そのようなときこそ押し目買いのタイミングです。

ただ、これはあくまで9月、10月のみの話で、11月半ばくらいになると中期的なトレンドが下降トレンドに転換するので、その時に同じようなことが起きれば大きく下げるでしょう。

来週は短期トレンドも上昇に転換するため、さらに買い目線になりますが、今週までの上げ幅が少し急ピッチで戻してしまったため、少し調整も交えながら横ばいに近い動きになるのではないかと思います。

短期も、中期も上昇トレンドという一番強い期間になるので、万が一外的要因で下がるような時があればいい押し目買いタイミングとなるでしょう。

下値は19300円、上値は20200円が9月中の当面の天底になります。