ニュース

◎〔ロンドン外為〕円、110円台半ば(14日正午)

 【ロンドン時事】14日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、午後に発表される米指標をにらんで動意に欠ける展開となり、1ドル=110円台半ばで小浮動している。正午現在は110円40〜50銭と、前日午後4時(110円55〜65銭)比15銭の円高・ドル安。
 円は東京市場の流れを引き継ぎ、小幅高の110円40銭台付近でスタート。朝方は持ち高調整や利益確定の円買いがやや優勢だったが、110円30銭台で伸び悩み、その後は110円40銭台で小幅な値動きを続けている。
 米連邦公開市場委員会(FOMC)を来週に控える中、市場関係者の間では前日に強めの米卸売物価指数を受けてドルが買われたことが意識され、この日発表される米消費者物価指数に注目が集まっている。このため、様子見を決め込んで積極的な商いを手控える向きが多く、朝から商いは閑散としている。値幅はわずか15銭程度で、極端に動きが鈍い状態だ。
 ユーロはさえない。薄商いの中で調整的な買いが入って若干下げ幅を縮めているが、正午現在は対ドルで1ユーロ=1.1900〜1910ドル(前日午後4時は1.1910〜1920ドル)と甘い。対円では同131円45〜55銭(131円75〜85銭)と軟調。ポンドは1ポンド=1.3235〜3245ドル(1.3225〜3235ドル)。イングランド銀行(BOE、英中央銀行)の金融政策発表を控える中、小幅安でこう着状態が続いていたが、現状維持が発表された直後には売りが膨らみ、急速に値を下げた。しかし、「今後数カ月で金融刺激の一部撤回が妥当な公算」などの声明が伝わると買い戻しが活発化し、正午過ぎの時点では一時1.33ドル台を回復した。スイス・フランは1ドル=0.9660〜9670フラン(0.9630〜9640フラン)と小幅安。(了)
[時事通信社]
配信元:時事通信