ニュース

◎〔NY債券〕長期金利、小幅上昇(13日)

 【ニューヨーク時事】13日のニューヨーク金融・債券市場では、週初からの債券売りの流れが継続し、長期金利は小幅上昇した。長期金利の指標である10年物米国債利回りは前日引け水準比0.02%ポイント上昇の2.19%。30年債利回りは0.02%ポイント上昇の2.79%で終わった。
 2年債利回りは0.01%ポイント上昇の1.35%、3カ月物TB(財務省証券)利回りは0.0026%ポイント低下の1.0445%。
 米労働省が朝方発表した8月の卸売物価指数(PPI)は、全体が前月比0.2%上昇、エネルギーと食品を除いたコア指数は同0.1%上昇。ともに市場予想に届かなかったため、米連邦準備制度理事会(FRB)が目標とするインフレ率の達成にはなお時間がかかるとの一部観測が広がり、取引序盤は債券買いが先行した。しかし、翌14日に発表される米消費者物価指数(CPI)も見極めたいとの思惑が広がったことから、あと流れは反転。北朝鮮情勢やハリケーン被害を警戒して先週買い進めた債券を売り戻す動きがこの日も優勢となった。
 午後に公表された30年債入札結果は応札倍率が2.21倍と、年初来2番目に低い水準にとどまるなど低調な内容となったが、相場への影響は限定的。終盤にかけては米株価が堅調に推移する中、債券売りがさらに幾分進んだ。(了)
[時事通信社]
配信元:時事通信