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◎〔NY石油〕WTI、上げ幅拡大=EIA在庫週報受け(13日午前11時)

 【ニューヨーク時事】13日午前のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米エネルギー情報局(EIA)の在庫週報を受けて上げ幅を拡大している。米国産標準油種WTIの中心限月10月物は午前11時現在、前日清算値比0.54ドル高の1バレル=48.77ドル。
 EIAがこの日午前に発表した在庫週報によると、8日までの1週間の米原油在庫は前週比590万バレル増。増加幅は市場予想(ロイター通信調べ)の320万バレル増を上回り、2週連続の積み増しとなったものの、米石油協会(API)の620万バレル増を下回った。石油製品の在庫はガソリンが840万バレル減(同210万バレル減)、ディスティレート(留出油)が320万バレル減(同150万バレル減)と、いずれも予想に比べて良好な内容。これを受けて供給過剰懸念が和らぎ、原油相場は上げ幅を拡大している。
 国際エネルギー機関(IEA)はこの日発表の石油市場月報で、世界的に旺盛な需要や石油輸出国機構(OPEC)加盟国・非加盟国の減産により、世界の石油余剰が縮小し始めているとの見解を表明。これを受けて、需給引き締まり期待が広がったことから、原油相場は早朝から上昇していた。(了)
[時事通信社]
配信元:時事通信