【8月24日】日経平均の今日の総括、明日は19200円-19500円のレンジを想定◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

著者:加藤あきら
投稿:2017/08/24 17:43

完全に様子見、ジワリ下値切り下げ

日経平均株価 1万9353円77銭(-80円87銭)

高値1万9428円55銭/安値1万9351円92銭

値上がり878/値下がり1006/変わらず139

新高値79/新安値43

売買代金1兆7483億円

業種別では33業種中4業種が値上がり。1位は鉱業で、以下、非鉄金属、化学、石油・石炭が続いた。値下がり上位には鉄鋼、証券・商品、空運が並んだ。

本日は日中の値幅は約80円と少なく売買代金も少ないはず、なんせ動かないのだから安値圏でこう着感が強まる格好になり8/22のザラバ安値の19361円を本日は切れ19351円まで売られる。


売買代金が今年最低を更新しそうだが、大手証券株の軟調さが今の相場を象徴している。野村、大和証券は年初来安値更新。相場が良くないから買わない、買わないから動かない、動かないから参加者が少ないの負のスパイラルに陥っている。打開策は先導株でもいいがテーマ物色など投資家心理がまず明るくなることを待つしかない、永遠に株価は下がらないのでどこかで止まり、自然と反発して来る。


反転の条件19835円の奪回が大事になる。この水準は本日の安値19353円と6/20高値の20318円の半値水準である。時間をかけずに到達することが相場反転のシグナルとなる。


明日以降も下値の注目ポイントは1万9271円(4/17安値18224円と6/20高値の20318円の半値水準)の維持が大事な相場が続く。


日経平均株価と上下の節目
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 1万9679円 窓上限(8月17日安値)
 1万9578円 26週線
☆1万9353円 本日終値
 1万9311円 窓下限(5月1日高値)
 1万9271円 4/17安値18224円と6/20高値の20318円の半値水準
 1万9114円 2016年末(大納会)終値


シカゴグローベックスNYダウ先物は現在12ドル高、CME日経平均先物は20円高い19365円で推移中。
配信元: 達人の予想