外為サマリー：１ドル１０９円２０銭台に値戻す、下値には買い流入

　２４日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前１０時時点で１ドル＝１０９円２０銭前後と前日午後５時時点に比べ２０銭強のドル安・円高。ユーロは１ユーロ＝１２８円９５銭前後と同４銭程度のユーロ高・円安で推移している。

　前日のニューヨーク市場では、トランプ米大統領による「政府閉鎖が必要になっても、メキシコ国境に壁を建設する」との発言が米政権運営への不安を強めさせ、ドルは一時１０８円９２銭まで下落。米長期金利も低下し、１０９円００銭前後で取引を終えた。

　この日の東京市場に入ってからは、午前７時２０分過ぎに１０８円８４銭までドルは下落したが、下値には値頃感からの買いが流入。午前９時過ぎに１０９円台を回復し、その後、１０９円２０銭まで値を上げた。ただ、きょうから２６日にかけて米ジャクソンホールでシンポジウムが開催されることもあり、上値は重く様子見姿勢も強い。

　ユーロは対ドルで１ユーロ＝１．１８０９ドル前後と前日に比べ０．００２０ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。


出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）