外為サマリー：一時１ドル１０９円３０銭台に軟化、トランプ発言でドル安も

　２３日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後３時時点で１ドル＝１０９円４４銭前後と前日午後５時時点に比べ１０銭弱のドル高・円安。ユーロは１ユーロ＝１２８円６９銭前後と同２０銭強のユーロ安・円高で推移している。

　ドル円は午前９時過ぎに１０９円８２銭まで上昇したが、１１０円近辺では売りに押され、その後は軟調に推移。特に昼前に、トランプ米大統領が「政府閉鎖が必要になっても、メキシコ国境に壁を建設する」と述べたと伝わるとドルは下落。午後０時４０分過ぎに一時１０９円３６銭まで値を下げた。午後は日経平均株価の上昇幅が縮小したこともあり、１０９円４０銭台を中心とする値動きとなった。

　ユーロは対ドルでは１ユーロ＝１．１７５９ドル前後と前日に比べ０．００３０ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。


出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）