外為サマリー:1ドル109円30銭前後で上値重い展開、北朝鮮リスクも意識

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/08/21 10:31
 21日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=109円33銭前後と前週末午後5時時点に比べ20銭強のドル高・円安で推移している。

 前週末18日のニューヨーク市場は、トランプ大統領の側近であるバノン首席戦略官・上級顧問の更迭の報道を受けドルは一時、109円59銭まで上昇。ただ、上値では利益確定の売りも膨らみ結局、109円20銭台で取引を終えた。

 週明け21日の東京市場では109円30銭前後で一進一退。バノン氏の更迭でもトランプ政権の先行き不透明感は払拭されていないほか、この日から米韓合同軍事演習が実施されることから北朝鮮リスクも意識され、全般上値は重い展開となっている。また、24日からは米ジャクソンホールでシンポジウムが開催されることも、買い手控え要因となっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1751ドル前後と同0.0020ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=128円48銭前後と同60銭強のユーロ高・円安で推移している。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ