[8月22日版]【大幅安となる】日経平均19500円割れ、ついに下落トレンド入りか？

【日経平均19500円割れ、ついに下落トレンド入りか？】

8月18日の日経平均は大幅安となり、１日を終えました。

東証一部の業種別で見ると、
全33業種中値上がりしたのは2業種となり、
値下がりしたのは31業種となりました。

また、日経平均は前日比232円22銭安となりました。

7月開催のFOMC議事要旨では、
物価の伸び悩みが懸念されているとのことで、
これを受けて金融株が下落。

また、バルセロナでテロ事件が発生しており、
リスク回避の流れがふたたび強まっています。

為替もふたたび円高基調へと戻っており、
日本株市場にとっては、逆風と考えられるでしょう。

結局、日経平均は心理的節目の19500円を割り込みました。

このまま本格的に下値割れが続くようであれば、

日本株市場が下落トレンド入りし、
そのまま一気に暴落につながる可能性も憂慮されます。

これからの動向には、
注意しておいた方が良いでしょう。

日本株市場の値上がりには、
あまり期待しない方が良いかもしれません。

相場の上昇が期待しづらい、
今のような状況では、

これまで値上がりしてきた株ほど、
利益確定のために売られやすいと考えられます。

よって、こういった銘柄には、注意しておく必要があるでしょう。

ちなみに、ここ１ヶ月で堅調な業種は、以下の３業種です。

【ここ１ヶ月で堅調な業種別株価指数】
◯ 石油・石炭製品（前月比+6.54%）
◯ 非鉄金属（同+3.83%）
◯ 空運業（同+3.63%）

以上の３業種については、
ここ１カ月で大きく上昇してきているため、
短期的には利益確定されやすいと考えられます。

今のところのCME先物市場の動向を見ると、
8月19日5時59分現在で為替レートは
１ドル＝109円19銭と、急激に円高が進行しています。

何らかの買い材料が出ない限り、
上昇は難しいかもしれません。

今のところは、あまり資金を投入せず、
様子見したいところ。

8月22日のスタンスとしては、【大幅安になる】と弱気で臨みます。