カナダドル/円、「86.00円」突破が上昇モメンタム強化のトリガーとなるか

著者:津田隆光
投稿:2017/08/18 18:57

カナダドル/円チャート分析

カナダドル/円チャート分析
【注目ポイント】「86.00円」突破成否
【見通し】 「86.00円」突破+遅行スパンの“好転”→上昇モメンタムが強まる可能性も

7月以降のカナダドル/円の週足チャートでは、いわゆる“鯨幕(くじらまく)相場”(※)の様相となっています。(※鯨幕相場:ローソク足の陽線と陰線が交互になる相場のこと。手掛かり材料難の際に出現することが多いとされる形状のこと。)

上図チャートでは、1) 26週MA(26週移動平均線)が右肩下がりであること、2) 遅行スパンがローソク足と絡み合う形状となっていること、3) ローソク足が赤色の雲(=抵抗帯、先行スパン)の中に入り込んでいること、4) パラボリック・SAR(ストップ・アンド・リバース)がローソク足の下方で点灯していること、そして、5) DMI(方向性指数)で、+DI>-DIとなっている(上図赤色点線丸印)ことから、現在のカナダドル/円は横ばい基調主体の相場展開となっていることが視認できます。

上図チャートの注目ポイントは2つ。

まず1つ目は、BB(ボリンジャーバンド)の動向。特に、BB・±2σラインが26週MAに向かって収縮する、いわゆる“スクイーズ”となっていることから、足もとのカナダドル/円は相場の力を溜め込む時間帯であると言えそうです。

そして2つ目は、ローソク足と先行2スパンの攻防(上図黄色矢印)。今年5月にも、ローソク足が先行2スパンを刹那的に上抜けしましたが、終値レベルでは同スパンで押し返されるような上ヒゲ状態(上図黄色四角枠)となっています。

これからの時間において、仮にローソク足が同スパン(≒86.00円、10日Bid基準値)を終値レベルで上抜けブレークし、同時に、遅行スパンがローソク足を上抜けブレーク(=“好転”)した場合は、カナダドル/円の上昇モメンタムが強まる可能性も視野に入れるべきでしょう。

満月は米ドル/円のトレンドの重要変化日

一方で、上記チャートにアストロロジー分析の一つの素材である「満月」のポイントを加えてみても、同じようなアナロジー(類似性)やパターン、規則性を確認することができます。以下、米ドル/円・日足チャート[4/3-8/17]と満月※についてご覧ください。
(※黄色丸印の日付が満月の日。満月が土日の場合は、翌営業日を対象としています。)

上図チャートから類推できることは、満月となった日の前後5営業日以内に、米ドル/円のトレンド転換となる【重要変化日】が存在するということ。
つまり、あくまで類推、パターン分析の上での仮説となるものの、満月は米ドル/円のトレンドの重要変化日の一つのメルクマールと捉えてもよさそうです。

次回(9月)の満月は9/6ということから、先述した日柄計算から勘案した米ドル/円の高値予測日(9/6-7)とのアナロジー(類似性)は単なる偶然の一致なのでしょうか。もしくは、必然的な数字と言う方が正しい表現なのでしょうか。
ちなみに、9/6は、水星逆行現象[8/13-9/5]が終了した翌日であるということ、さらに、北朝鮮の建国記念日である9/9が一部メディアでは【(米軍による空爆)Xデー】とも騒がれており、また、昨年の同日に北朝鮮が核実験を行ったという「事実」があることからも、日柄分析上の【重要日】と捉えた方がいいのかもしれません。

あくまで、日柄分析とともに、アストロロジー分析を組み合わせた“仮説”“類推”であるとの認識の下で頭の片隅に入れていただければ幸いです。

津田隆光
マネースクエア チーフマーケットアドバイザー
配信元: 達人の予想