ドル円、111円台手前で失速。

著者:遠藤寿保
投稿:2017/08/17 09:53

マーケットコンディション

昨日のドル円は、110.64円で始まると、東京時間は、北朝鮮情勢によりリスク回避ムードの緩和で110.79円まで上昇。ロンドン時間、円売り継続となり、ドル円は110.95円まで上昇。NY時間、トランプ米大統領が、製造業諮問委員会と戦略・政策フォーラムを解散すると発表したことで、米政権への懸念が強まり、ドル売りが加速。FOMC議事要旨では、インフレ率に対する慎重論から米利上げ観測が後退し、ドル円は110.03円まで下落し110.19円でクローズをむかえた。

ドル円、111円台手前で失速。

ドル円は、7/11の高値114.49円から8/11の安値108.71円の下落幅に対し38.2%戻しの110.92円レベルまでの上昇で達成感からか下落となり、111円を突破できなかった。目先大きな下げも考えにくいが、再度上昇となるためには、新たな買い材料が必要かもしれない。

☆戦略

◎ドル円 買い方針継続

ポジション なし
109.90円買い→110.34円決済(+0.44pips)

注)本日の予想は8月17日9:40に寄稿したものです。売買戦略は、あくまで参考であり、取引の推奨や利益を保証するものではありません。また、上記レートは弊社外貨exの提示したレートを参考にしたもので、実際の取引可能なレートと異なる場合があります。
遠藤寿保
YJFX! FXエバンジェリスト
配信元: 達人の予想