[8月9日版]【大幅安となる】ダウ最高値更新続くのに、日本株は・・・

【ダウ最高値更新続くのに、日本株は・・・】

8月8日の日経平均は小幅安となり、１日を終えました。

東証一部の業種別で見ると、
全33業種中値上がりしたのは10業種となり、
値下がりした23業種となりました。

また、日経平均は前日比59円88銭安となりました。

NYダウが連続して史上最高値を更新している中、
日本株市場はあやふやな値動きが続いています。

通常、海外市場が上昇したら、
日本株市場もつれ高する傾向があるのですが、

直近の日本株市場は、そのような動きが見られません。
日本株市場の上値は思っている以上に重いのかもしれません。

直近は円安進行も収まりつつあり、
8日20時時点では、やや円高が進行しており、

日本株市場は、更なる逆風に晒されそうです。

そう考えると、8月9日は、
短期的に売り優勢の動きが
目立つ１日となると考えられるでしょう。

相場の上昇が期待しづらい、
今のような状況では、

これまで値上がりしてきた株ほど、
利益確定のために売られやすいと考えられます。

よって、こういった銘柄には、注意しておく必要があるでしょう。

ちなみに、ここ１ヶ月で堅調な業種は、以下の３業種です。

【ここ１ヶ月で堅調な業種別株価指数】
◯ 空運業（前月比+7.78%）
◯ 繊維製品（同+5.11%）
◯ 鉄鋼（同+4.80%）

以上の３業種については、
ここ１カ月で大きく上昇してきているため、
短期的には利益確定されやすいと考えられます。

今のところのCME先物市場の動向を見ると、
8月8日20時00分現在でCME日経平均先物は対日経平均比-16円。
やや弱気な動きを続けています。

これは日本株市場にとっては、
売り手がかりであると考えられますので、

短期的な反落には要注意です。

何らかの買い材料が出ない限り、
上昇は難しいかもしれません。

急落する可能性も踏まえ、
今のところは、あまり資金を投入せず、様子見したいところ。

8月9日のスタンスとしては、【大幅安になる】と弱気で臨みます。