明日の為替相場見通し=FOMC結果待ちで111円前後の一進一退も

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/07/25 18:04
 今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、26日結果発表の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちで111円ラインを前後する展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=110円50~111円80銭。

 この日は、一時110円83銭までドル安・円高が進んだが欧州時間に入り111円30銭台まで値を戻した。きょうからあすにかけ開催されるFOMCの結果が意識されているが、今回はイエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の会見はなく、金融政策は現状維持の見通しだ。このなか、FOMCの声明文が関心を集めている。今晩は米7月CB消費者信頼感指数の発表があるが、全体相場は米長期金利とNYダウに左右されそうだ。110円台中盤にある一目均衡表の雲の下限を割らずに推移すれば、徐々に上値を試す展開も予想される。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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