来週の為替相場見通し=FOMCや米GDPを注視

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/07/21 17:59
 来週の外国為替市場のドル円相場は、依然、米経済情勢に関心が集まる展開が続きそうだ。予想レンジは1ドル=110円50~112円80銭。

 この週は日銀金融政策決定会合や欧州中央銀行(ECB)理事会が開催されるなか、ドル円は週末には111円後半で推移した。来週は25~26日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開催されるほか、週末28日に米4~6月期国内総生産(GDP)が発表となる。今月のFOMCは金融政策が現状維持の見通しで、イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長の会見もない。このなか、FOMCでの声明文が関心を集めている。米4~6月期GDPは前期比年率で2.6%前後の成長が見込まれている。また、24日に米6月中古住宅販売件数、25日に米7月CB消費者信頼感指数、26日に米6月新築住宅販売件数が発表となる。国内では、28日が月末の経済指標発表ラッシュとなり6月消費者物価指数や6月有効求人倍率などが発表される。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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