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<動意株・18日>(大引け)=古河電池、メタップス、ビーマップなど

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 古河電池<6937.T>=連日の急伸。2018年から米国のZEV(ゼロ・エミッション・ビークル)規制が強化されることになり、米国ではカリフォルニア州など10州で無公害車を普及させることを目的に規制的手法が導入されている。そのなか、EV向け二次電池としてリチウムイオン電池の市場拡大が今後加速するとの思惑が高まっている。古河電池はリチウムイオン電池分野の技術で業界に先駆した実績を持っており、03年には小惑星探査機「はやぶさ」に世界初となる宇宙用リチウム電池を開発して搭載したほか、10年に金星探査機「あかつき」にも同社開発のリチウム電池を搭載している。今後、世界最大の自動車市場である中国でも来年をメドに環境規制を強化する動きが表面化しているだけに、同社のビジネスチャンス拡大が期待されている。

 メタップス<6172.T>=急騰。同社は人工知能(AI)を活用したビッグデータ解析を主力としており、eコマース市場の拡大を背景に決算代行事業などが好調に推移している。14日取引終了後に発表した17年8月期第3四半期累計(16年9月~17年5月)の連結決算は、売上高が100億5100万円(前年同期比82.8%増)と急増、営業損益は5億6200万円の黒字(前年同期4億4500万円の赤字)、最終損益は3億6900万円の黒字(同6億3400万円の赤字)と急改善をみせた。これを好感する買いを呼び込む格好となった。

 ビーマップ<4316.T>=ストップ高。同社は午後2時ごろ、ジェイアール東日本企画(東京都渋谷区)およびY&N Brothers(東京都千代田区)と共同で、M2M2S(メディアtoモバイルtoストア)を事業とする新会社を設立すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。新会社は、「メディア(M)での露出」→「モバイル(M)での認証」→「ストア(S)での購買把握」を事業とする会社で、各種メディアでの露出を図りモバイルを通じて接触者を捉え、また、強いコンテンツによりモバイルでの接触認証を行い店舗への送客・買い上げを促し、さらに、店舗での買い上げ実績などをデータで捕捉する取り組みを行うとしているいう。

 買取王国<3181.T>=ストップ高。同社は前週末14日の取引終了後に発表した第1四半期(3~5月)単独決算が、売上高11億5300万円(前年同期比8.4%減)、営業利益3000万円(同6.7倍)、純利益2000万円(同6.9倍)となり、上期計画の営業利益700万円を大きく上回ったことが好感されている。前期に不振店舗をスクラップしたことで売上高は減収となったが、主力商材のファッション、ホビーや新たに力を入れ始めた家電、工具が好調に推移していることに加えて、店舗外観改修計画の実施の遅れや、経費削減に積極的に取り組んだことにより販管費の減少が利益を押し上げたとしている。

 ヨシムラ・フード・ホールディングス<2884.T>=ストップ高し、上場来高値を更新。同社は14日取引終了後に、18年2月期第1四半期(3~5月)の連結決算を発表。営業利益は2億5300万円(前年同期比74.5%増)となり、上半期計画2億8000万円に対する進捗率は90.4%に達した。売上高は49億9700万円(同49.3%増)で着地。前期下期から新たにグループ企業となった純和食品や栄川酒造、エスケーフーズが収益面で寄与したほか、子会社の楽陽食品で主力商品や新商品が好調に推移したことで、主力の製造事業の収益が大きく伸びた。なお、上半期および通期の業績予想は従来計画を据え置いている。

 岩崎電気<6924.T>=大幅上昇し、4日続伸。同社は特殊照明の大手メーカーで、官庁向けに高実績を持ち、道路灯の市場シェアは推定4~5割に達している。防災対応や景観改善の観点から無電柱化が国策として進められるなか、小池東京都知事が同政策に非常に前向きであり、2020年の東京五輪も控え、電線を地中化させる動きが加速しそうだ。その際、道路灯の新設需要が発生するとの思惑が同社株を強く刺激している。会社側も道路灯特需について、具体的な数値目標などは掲げてはいないものの期待感を膨らませている状況だ。そうしたなか、同社はLED道路灯で国土交通省のガイドラインや仕様にも適合した32機種をフルモデルチェンジして8月末より発売する計画を前週に発表しており、買いの手掛かり材料となっている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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