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◎〔NY石油〕WTI、6日ぶり反落(17日)

 【ニューヨーク時事】週明け17日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、5営業日続伸した後の反動で利益確定の売りが優勢となり、反落した。米国産標準油種WTIの中心限月8月物の清算値は、前週末比0.52ドル(1.12%)安の1バレル=46.02ドル。9月物は0.52ドル安の46.23ドルだった。
 相場は先週、国際エネルギー機関(IEA)が2017年と18年の世界石油需要の拡大見通しを示したことや、米国内でも原油在庫が前週に比べて大幅に減少し、掘削リグ稼働数の増加ペースが鈍化したことなどを背景に一貫して上昇していた。
 加えてこの日は、中国国家統計局が6月の製油所原油処理量が過去2番目の高水準になったと発表。同国のエネルギー需要の旺盛さが裏付けられたとして、相場は未明ごろまでおおむねプラス圏で推移していた。
 しかし、早朝からは売り買いが交錯。新たな弱材料は浮上していないものの、改めて米国内の在庫水準の高さが意識されたもよう。また、石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟の産油国が24日に開く閣僚級監視委員会の会合では、一段の減産には踏み込まない見通しと報じられているほか、現在は協調減産が免除されているナイジェリアとリビアの産油量に上限を設ける案に関してもまとまるかどうか依然不透明で、相場は利食い売りにも押されて次第に下げ幅を広げる展開となった。
 ▽ガソリン=6営業日ぶり反落。中心限月8月物の清算値は0.38セント安の1ガロン=155.67セント。
 ▽ヒーティングオイル=3営業日ぶり反落。8月物の清算値は1.55セント安の1ガロン=149.95セント。(了)
[時事通信社]
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