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利上げ観測後退でドル売り、NY株最高値更新

NYダウ、S&P500ともに史上最高値を更新

金曜日の海外時間には、発表された米・6月小売売上高、米・6月消費者物価指数がともに予想よりも弱い結果となったことから追加利上げ観測が後退する中ドルが売られましたが、一方でNYダウ、S&P500はともに史上最高値を更新しました。

欧州時間、特段の材料もない中、序盤から小動きが続きました。その後米長期金利がやや軟調になると円買いが優勢となって、ドル円は113.00円付近まで、ユーロ円は129.00円付近まで下落しました。この間ユーロドルは1.1410台を中心とした狭い範囲のレンジ取引が続いていました。

NY時間にはいって、発表された米・6月小売売上高、米・6月消費者物価指数がともに予想よりも弱い結果となると、年内の利上げ観測が後退し、米長期金利が急低下したことからドル売りが強まって、ドル円は112.20円台まで、ユーロ円も128.60円台まで下落し、ユーロドルは1.1460台まで上昇しました。その後発表された米・6月鉱工業生産は予想よりもやや良い結果だったこともあって米長期金利が反発を開始し、やや遅れてドル円も反発を開始し、112.70円台まで上昇しました。この間ユーロドルがレンジ取引となったことからユーロ円は129.00円付近まで反発しました。

NY時間午後にはいって、利上げ観測が後退したことを好感したNY株式市場は上昇を開始、NYダウ、S&P500ともに史上最高値を更新しましたが、為替市場の反応は限定的なものでした。

今日の海外時間には、米・7月NY連銀製造業景気指数の発表が予定されています。

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高野やすのり (たかのやすのり)

(株)FXプライムbyGMOチーフストラテジスト