午後:債券サマリー 先物は反落、ECBの金融緩和縮小観測が影響
28日の債券市場で、先物中心限月9月限は反落。欧州中央銀行(ECB)による金融緩和策の縮小観測が高まったことで、東京市場も売りが優勢だった。
債券先物は売り先行でスタート。ドラギECB総裁が27日に量的金融緩和を来年にも縮小する可能性を示唆したことを受け、同日の欧米債券相場が下落した流れを引き継いだ。この日に実施された日銀の国債買いオペは需給の引き締まりを示す結果となったが積極的な買いは広がらず、引けにかけては時間外取引で米10年債の利回りが上昇していることを嫌気した売りが膨らんだ。なお、日銀オペは「残存期間1年超3年以下」と「同3年超5年以下」、「同10年超25年以下」、「同25年超」の応札倍率がいずれも前回から低下した。
この日の先物9月限は150円55銭で始まり、高値は150円60銭、安値は150円51銭、終値は前日比10銭安の150円52銭。出来高は2兆4888億円となった。
現物債の利回りは、10年債が前日比0.010%上昇の0.055%、20年債が同0.010%上昇の0.565%、30年債が同0.020%上昇の0.820%だった。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
債券先物は売り先行でスタート。ドラギECB総裁が27日に量的金融緩和を来年にも縮小する可能性を示唆したことを受け、同日の欧米債券相場が下落した流れを引き継いだ。この日に実施された日銀の国債買いオペは需給の引き締まりを示す結果となったが積極的な買いは広がらず、引けにかけては時間外取引で米10年債の利回りが上昇していることを嫌気した売りが膨らんだ。なお、日銀オペは「残存期間1年超3年以下」と「同3年超5年以下」、「同10年超25年以下」、「同25年超」の応札倍率がいずれも前回から低下した。
この日の先物9月限は150円55銭で始まり、高値は150円60銭、安値は150円51銭、終値は前日比10銭安の150円52銭。出来高は2兆4888億円となった。
現物債の利回りは、10年債が前日比0.010%上昇の0.055%、20年債が同0.010%上昇の0.565%、30年債が同0.020%上昇の0.820%だった。
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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