午後:債券サマリー 先物は小幅続伸、長期金利は横ばいの0.050%

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/06/26 16:14
 26日の債券市場で、先物中心限月9月限は小幅続伸。売り買いともに決め手に欠け、上下の値幅はわずか5銭にとどまった。

 債券先物は小高くスタート。前週末23日の米長期債相場は横ばいで手掛かり材料には乏しかったが、今月の日銀の国債買いオペがきょうを入れて3営業日で実施される予定であることが投資家心理を下支えした。この日に行われた日銀オペは「残存期間1年以下」の応札倍率が前回から低下した一方、「同5年超10年以下」の倍率は前回に比べほぼ横ばい。相場を押し上げる材料には至らず、引けにかけてはあすの2年債入札がやや意識された。

 この日の先物9月限は150円49銭で始まり、高値は150円52銭、安値は150円47銭、終値は前週末比3銭高の150円49銭。出来高は1兆2400億円となった。

 現物債の利回りは、10年債が前週末に比べ横ばいの0.050%、20年債が同0.005%上昇の0.565%、30年債が同0.015%上昇の0.810%だった。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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