ドル円、動意薄継続111円台。

著者:遠藤寿保
投稿:2017/06/26 10:00

マーケットコンディション

先週末のドル円は、111.31円で始まると、東京時間は前日からの小動き地合い継続となり111.30円前後での推移となった。ロンドン時間、対ドルでユーロやポンドが上昇となったが、ドル円は111.15円までジリ安。NY時間、5月米新築住宅販売件数が年率換算61.0万件(予想59.0万件)と上振れたが、反応は限定的。ポジション調整なのか、欧州通貨買いのドル売りとなり、クロス円は堅調となったが、ドル円は上値が重く111.29円でクローズをむかえた。

ドル円、動意薄継続111円台。

ドル円は、4日連続方向感がなく111円前半での小動きとなった。トレードの注目が欧州通貨に移行しており、ドル円は無視と言ったところか。しかし、相場とは縮小と拡大を繰り返すものであり、ここは我慢のしどころかもしれない。

☆戦略

◎中立
予想レンジ110.80-111.60

注)本日の予想は6月26日10:00に寄稿したものです。売買戦略は、あくまで参考であり、取引の推奨や利益を保証するものではありません。また、上記レートは弊社外貨exの提示したレートを参考にしたもので、実際の取引可能なレートと異なる場合があります。
遠藤寿保
YJFX! FXエバンジェリスト
配信元: 達人の予想