[6月26日版]いま注目の３銘柄ピックアップ= フェアトレード 西村剛

いま注目の３銘柄をピックアップ：

① ㈱三井住友フィナンシャルグループ（8316）
平成29年3月期の業績は、経常収益+7.6％と増収、親会社株主に帰属する当期純利益は+9.3％と増益に着地、直近3カ月（第4四半期）の同利益も前年同期比7.9倍に急拡大。
UBS証券が同社について投資判断を「ニュートラル」から「バイ」に格上げ。（出典：2017年6月22日　フィスコ）
直近の値動きは4200円付近での横ばいとなっているが、株価が25日移動平均の上を推移していることから目先は上昇傾向が続くと思われる。
また22日終値時点でPER9.54倍、PBR0.62倍と依然割安水準にあり、配当利回りも3.75％と日本株平均と比べて高いことから引き続き買い支えが入りやすくなっていると思われる。

② ソニー㈱（6758）
平成29年3月期の業績は減収減益ながら、30年3月期の税引き前当期純利益は前年同期比+86.8％に拡大する見通しとなっており好調だ。
UBS証券が同社についてレーティング「Buy」を継続、目標株価を4000円から4800円に引き上げた。（出典：2017年6月22日　トレーダーズ・ウェブ）
直近の値動きは強気相場を示す三役好転が見られることから、目先は上昇傾向が続くと思われる。

③ ソフトバンクグループ㈱（9984）
平成29年3月期の業績は、売上高+0.2％と増収、当期利益は+164.1％と増益に着地。
同社がサウジアラビアなどと5月に発足させた投資ファンドについて、出資先などグループ企業を5000社規模に広げると、22日付の日経新聞朝刊で報じられた。（出典：2017年6月22日　フィスコ）
直近の値動きは9000円台前半まで下がったものの、強気相場を示す三役好転が見られることから引き続き値上がりが期待できると思われる。

上記３銘柄の、短期的な値上がりに期待。