外為サマリー:1ドル111円40銭前後で推移、手掛かり材料難で往来圏続く

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/06/23 10:36
 23日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時過ぎ時点で1ドル=111円39銭前後と前日午後5時時点に比べ40銭弱のドル高・円安で推移している。

 前日のニューヨーク市場では、米新規失業保険申請件数には反応薄で原油先物価格が値を上げるとドルも111円44銭まで上昇した。ただ、上値は重く111円30銭前後を中心とする往来相場が続いた。

 この日の東京市場に移ってからも、依然、方向感に欠ける状態。朝方から111円30銭前後で推移し午前10時に近づくとともに111円40銭前後に値を上げたが、往来相場は続いている。今晩はブラード米セントルイス連銀総裁やパウエル米連邦準備理事会(FRB)理事の講演が予定されており、その内容が注目されている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1149ドル前後と同0.0010ドル強のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=124円19銭前後と同30銭弱のユーロ高・円安で推移している。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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