◎欧米外為市場サマリー：１１１円３０銭前後の往来相場に

　２２日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は１ドル＝１１１円３２銭前後と前日に比べ５銭のドル安・円高。ユーロは、１ユーロ＝１２４円１２銭前後と同２０銭強のユーロ安・円高だった。

　ニューヨーク市場は１１１円３０銭前後で取引が始まった。米新規失業保険申請件数は予想に比べやや雇用情勢の悪化を示す内容だったが、市場の反応は限られた。原油先物価格が値を上げるとドルも１１１円４４銭まで上昇した。ただ、上値は重く米長期金利が低下するなか１１１円３０銭前後を中心とする往来相場が続いた。

　ユーロは対ドルで１ユーロ＝１．１１５２ドル前後と同０．００１０ドル強のユーロ安・ドル高だった。


出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）