午後:債券サマリー 先物は3日ぶり反落、手掛かり材料難で方向感欠く

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/05/29 15:51
 29日の債券市場で、先物中心限月6月限は3日ぶり反落。手掛かり材料に乏しいなか、方向感に欠ける相場展開だった。

 前週末26日の米長期債相場は小幅上昇したが、東京市場の反応は限定的。この日は日銀の国債買いオペや入札がなく、積極的な売買は手控えられた。また、きょう29日は米市場がメモリアルデーで休場となるほか、今週は海外で重要経済指標の発表が相次ぐことから模様眺めムードが広がりやすい面もあった。

 この日の先物6月限は150円74銭で始まり、高値は150円74銭、安値は150円66銭、終値は前週末比4銭安の150円69銭。出来高は1兆1085億円にとどまった。

 現物債の利回りは、10年債は前週末に比べ横ばいの0.035%、20年債は同0.010%上昇の0.560%、30年債は同0.010%上昇の0.800%だった。


出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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