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◎〔NY石油〕WTI、3日続伸=1カ月ぶり50ドル台回復(19日)

 【ニューヨーク時事】週末19日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、石油輸出国機構(OPEC)主導の協調減産措置が延長される公算が大きいとの見方を背景に買い進まれ、3日続伸した。米国産標準油種WTIの中心限月6月物の清算値は前日比0.98ドル(1.99%)高の1バレル=50.33ドルと、1カ月ぶりに50ドルの大台を回復。7月物は1.01ドル高の50.67ドルとなった。
 OPEC主導で年初に発効した協調減産措置をめぐっては、サウジアラビアとロシアが15日に9カ月延長の必要性で意見が一致したと発表。クウェートやイラク、イランなどの主要産油国も協調減産延長に前向きな姿勢を見せており、25日にウィーンで開かれるOPEC加盟・非加盟国の会合で延長が正式決定される見通しが濃厚になっている。また、外国為替市場ではこの日未明からドル安・ユーロ高が進行したため、ドル建て商品の原油は割安感から買いに一段と拍車が掛かり、50ドルの節目を突破。正午ごろには一時50.49ドルの高値を付けた。
 米石油サービス会社ベーカー・ヒューズが午後に入り発表した国内の石油掘削リグ稼働数は前週比8基増の計720基。18週連続の増加となったことから、供給過剰懸念がやや強まり、終盤は小幅ながら上値を削った。
 ▽ガソリン=続伸。中心限月6月物の清算値は4.60セント高の1ガロン=165.23セント。
 ▽ヒーティングオイル=8営業日続伸。6月物の清算値は3.74セント高の1ガロン=158.27セントと1カ月ぶりの高値。(了)
[時事通信社]
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