◎〔ロンドン外為〕円、111円台半ば(19日)

5/20 00:34
 【ロンドン時事】週末19日のロンドン外国為替市場では、米政治の混乱に伴うドル売りが一巡し、円相場は1ドル=111円台半ばに下落した。午後4時現在は111円50〜60銭と、前日同時刻(111円05〜15銭)比45銭の円安・ドル高。
 午前の円は米長期金利の持ち直しを眺め、一時111円70銭まで上昇。午後に入って米国勢が参入すると、同04銭まで買い戻される局面もあった。ただ金融市場全体を眺めると、欧州株価の反発や原油相場の上昇、金相場の続落など、トランプ氏をめぐる一連のロシア疑惑を受けたリスク回避の一服が鮮明となった。
 週末を控えた外為市場は総じて閑散で、積極的な売り買いは手控えられた。
 英CMCマーケッツのアナリスト、デービッド・マッデン氏は「押し目買いは経済や政治の見通しが良さそうな時にうまくいく。なぜ恐怖心指数(VIX)があまり下がらないかは、トランプ氏を取り巻く情勢の先行き不透明感を踏まえれば一目瞭然だ。ワシントンのスキャンダルは終わっていない。時期尚早なロングは結局高く付く可能性がある」と指摘した。
 ユーロは上伸。対ドル相場は午後4時現在1ユーロ=1.1190〜1200ドル(前日同時刻は1.1120〜1130ドル)。この日の高値は1.1197ドル。対円では同124円80〜90銭(123円55〜65銭)。
 ポンドは1ポンド=1.3020〜3030ドル(1.2995〜3005ドル)。スイスフランは1ドル=0.9740〜9750フラン(0.9780〜9790フラン)。(了)
[時事通信社]
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