ニュース

ドル円安値更新後米指標結果を受け反発

ブラジル大統領に新たな汚職疑惑発覚、ブラジル株急落

昨日の海外時間には、米長期金利が低下してドル売りが強まる場面もありましたが、発表された米経済指標が強い結果だったことからドルが買い戻されました。

欧州時間、序盤から各国株価、原油相場が下落、米長期金利が低下する中円買いが優勢となって、ドル円は110.20円台まで、ユーロ円は122.50円台まで下落しました。しかし株価と原油相場、米長期金利が下げ止まると円買いも収まりました。

NY時間にはいって、発表された米・5月フィラデルフィア連銀景況指数、米・新規失業保険申請件数が強い結果だったことから米長期金利と各国株価、原油相場が反発を開始し、円売りが優勢となって、ドル円は111.30円台まで、ユーロ円は123.70円台まで上昇しました。この間、ブラジルのテメル大統領に新たな汚職疑惑が発覚したことからブラジル株が急落、対ブラジル・レアルでドルが買われたこともドル買いを支えた模様です。

一旦上げ渋る展開となった米長期金利は、NY時間午後に再び上昇し、全般的にドル買いが強まって、ドル円は111.70円台まで上昇幅を拡大し、ユーロドルは1.1070台まで下落しました。

東京時間にはいって、日経平均が寄付きの上昇から下落に転じていることからやや円買いが優勢となっています。

今日の海外時間には独・4月生産者物価指数、ユーロ圏・3月経常収支の発表があるほか、プラート・ECB専務理事、コンスタンシオ・ECB副総裁、ブラード・米セントルイス連銀総裁の講演が予定されています。

8e68bf181

高野やすのり (たかのやすのり)

(株)FXプライムbyGMOチーフストラテジスト
配信元:達人の予想