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米国不穏

持ち合い続きの末に、やや不穏な動き

日本市場では、日経平均が5月8日以来の持ち合い続きです。これが、上放れると踏んでずっと相場を見てきたわけですが、万一、下に失速してしまったらどうする、ということを考えておかなければならなくなりました。

本日ザラ場、東京時間において米国株のグローベクス先物市場で、ダウ工業株の110ドル以上の気配切り下げとなっていました。

もちろん一過性の問題であるかもしれませんが、このところだんだん材料が無くなってきている米国市場では、ロシアゲート問題、大統領の情報漏洩問題など、ノイズが大きくなってきていますから、いささか心配です。

戦略方針変更

日米主要指数ともに、万一ネックライン割れとなってしまうという想定外のシナリオには、一応対応措置をあらかじめ決めておかなければなりません。

(不測の事態)
ポジションを防衛スタンスに変更するには、具体的なシグナルが必要です。

一つは、先行指標のダウ輸送株指数が(これは米国主要株価指数で、唯一25日線割れです)、ネックラインである12日の終値9001ポイントを割った場合。

もう一つは、本尊の日経平均が8日以来の高原状態のレンジを下放れた場合。つまり、8日の始値19709円を割った場合です。
この二つが点灯した場合には、不測の事態と判断します。


(対応措置)
この場合の対応措置は、全資産のうち、まず1割分に相当する日経ダブルインバースETF<1357>を買い入れて、持ち株残のヘッジをします。
まずは、そこまでです。

短時日、浅い値幅でたちまちトレンドを回復するかもしれないので、(それくらい現時点での動きは微弱に過ぎます)取り合えず、そこまで算段しておけばよいでしょう。

以上のような、不測の事態に際しての決め事をしておけば、一応現時点では戦略方針は変更なく、そのまま「フルインベストメント」のままです。

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松川行雄 (まつかわゆきお)

有限会社増田経済研究所 日刊チャート新聞編集長 
配信元:達人の予想