明日の為替相場見通し＝米税制改革案への反応など注視

　今晩からあすにかけての外国為替市場のドル円相場は、米税制改革案への市場の反応が注目される。予想レンジは１ドル＝１１０円７０～１１１円８０銭。

　この日は、北朝鮮絡みの地政学リスクの後退などを受け、ドルは１１１円台を回復し、一時１１１円５０銭台まで値を上げた。現地時間の２６日に米トランプ大統領は、税制改革案を発表する予定。法人税を現行の３５％から１５％に引き下げることなどが予想されているが、財源が確保されているかなどがポイントとなっており、発表後の市場の反応が関心を集めている。あすは日銀金融政策決定会合の結果が発表されるが、市場では金融政策の現状維持が見込まれている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）