午前:債券サマリー 先物は続落、リスクオフムード後退で売り優勢

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/04/24 11:33
 24日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は続落。為替のドル高・円安や日経平均株価の上昇を受け、安全資産とされる債券は売りが優勢だった。

 債券先物は売り先行でスタート。23日に実施されたフランス大統領選の第1回投票で、中道系独立候補のマクロン氏がトップ、極右政党・国民戦線のルペン党首が2位につけ、5月7日の第2回投票は両氏で行われる見通しとなった。この結果について市場では「波乱なし」と受け止め、リスクオフムードが後退した。また、日銀がこの日に実施する国債買いオペで「残存期間3年超5年以下」の買い入れ額を前回から300億円減額したことも影響した。

 午前11時の先物6月限の終値は前週末比8銭安の151円00銭。出来高は1兆569億円だった。10年債の利回りは前週末比0.010%上昇の0.020%、20年債は同0.010%上昇の0.555%だった。



出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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