◎〔NY石油〕WTI、軟調(21日午前)

4/21 23:08
 【ニューヨーク時事】週末21日午前のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、米国の増産を受けて需給均衡への期待が薄れる中、軟調に推移している。この日から中心限月に繰り上がった米国産標準油種WTIの6月物は午前9時35分現在、前日清算値比0.32ドル(0.63%)安の1バレル=50.39ドル。
 ロイター通信によると、米国内の産油量は2016年半ばから約10%増加しており、世界最大の産油国であるサウジアラビアとロシアの生産量に迫っているという。このため、石油輸出国機構(OPEC)加盟・非加盟国が協調減産に動いていても、需給均衡がなかなか実現しないのではないかとの懸念が浮上。また、外国為替市場でドルが対ユーロで買われ、ドル建てで取引される原油に割高感が生じていることも圧迫材料となっている。(了)
[時事通信社]
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