マーケットコンディション
昨日のドル円は、110.64円で始まると、東京時間は、前日のNY時間後半からのドル高の流れを引き継ぎ、日経平均株価などが堅調に推移したこともあり、110.82円まで上昇。しかし、米政権の先行きに対する警戒感からか上値は重く、ドル円は110円台半ばで推移。ロンドン時間、米長期金利が低下・夜間の日経平均先物が軟調となると、ドル円は110円台前半まで値段を切り下げた。NY時間、3月米消費者信頼感指数や3月米リッチモンド連銀製造業景気指数が予想を上回るが、反応は限定的となり、ドル円は一時110.16円まで下落。その後NYダウ平均が100ドル超上昇した事などを受け、ドル円は110円台後半まで上昇。フィッシャーFRB副議長が「今年あと2回の利上げは正しい」と発言すると、ドル円は111円を突破し111.19円まで上昇し、111.18円でクローズをむかえた。