[3月29日版]いま注目の3銘柄= フェアトレード 西村剛

著者:西村剛
投稿:2017/03/29 01:49

いま注目の3銘柄をピックアップ:

①武田薬品工業㈱(4502)
平成29年3月期第3四半期の業績は、親会社株主に帰属する四半期利益が+45.8%と増益に着地。
通期の同利益を2.2%上方修正、増益率が+13.5%から+16.0%に拡大する見通し。
チャートでは一目均衡表の雲が支持帯となり、上昇傾向が継続すると思われる。
3月28日終値時点で配当利回りが3.42%と日本株平均と比べて高い点も魅力だろう。

②日本電信電話㈱(9432)
平成29年3月期第3四半期の業績は、税引前四半期純利益が+16.6%と増益に着地。
通期計画に対する進捗率は5年平均の82.5%を上回る90.8%に到達。
トヨタ自動車と同社の提携で次世代通信規格5Gを活用した安全性の高い自動運転車の実用化を目指す方針が伝わっており、関連銘柄に追い風。
チャートでは株価が25日移動平均を上回っており、上昇傾向の継続が期待できるだろう。

③シャープ㈱(6753)
平成29年3月期第3四半期の業績は、経常損益の赤字幅が縮小。
通期の経常損益を従来予想の△2億円から99億円の黒字に上方修正、一転して黒字浮上する見通し。
プラズマクラスター搭載製品の世界累計販売台数が2月末に7000万台を突破し、今後もさらに拡大する見込み。
チャートでは25日移動平均が上昇中であり、上昇傾向の継続が期待できるだろう。

上記3銘柄の、短期的な値上がりに期待。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想