外為サマリー：１ドル１１０円６０銭台を中心に推移、米１０年債利回りは小幅上昇

　２８日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後５時時点で１ドル＝１１０円６８銭前後と、前日午後５時時点に比べ５０銭程度のドル高・円安となっている。

　欧州時間のドル円相場は、１１０円６０銭台を中心とする一進一退。午後４時過ぎには１１０円５０銭台に伸び悩む場面もあったが、その後は時間外取引で米１０年債利回りが小幅上昇していることがドルの下支えとなるかたちで持ち直した。ただ、トランプ米政権の政策運営を巡る不透明感から積極的なドル買いは入りにくく、上値の重い状況が続いている。

　ユーロは対円で１ユーロ＝１２０円１７銭前後と同４０銭強のユーロ高・円安。対ドルでは１ユーロ＝１．０８５８ドル前後と同０．０００７ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。


出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）