午後:債券サマリー 先物は7日続伸、日経平均続落で買い基調強い 

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2017/02/27 16:04
 27日の債券市場では、先物は7日続伸。米長期金利が低下し、この日の日経平均株価が4日続落するなか、安全資産の債券には買いが優勢となった。
 
 この日は、日銀が「残存期間1年以下」「同1年超3年以下」「同3年超5年以下」を対象とする国債買いオペを実施。「3年超5年以下」の入札倍率が4倍超に上昇したことから、中期債ゾーンの需給悪化を懸念する動きもあった。市場では、前週末まで11日連騰と上昇を続けるNYダウと米債券市場の動向を注視している。

 先物3月限は150円50銭で始まり、高値は150円59銭、安値は150円47銭、終値は前週末比20銭高の150円59銭。出来高は2兆5447億円。10年債の利回りは前週末に比べ0.010%低下の0.050%、20年債は同0.020%低下の0.625%、30年債は同0.035%低下の0.810%だった。

出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
配信元: みんかぶ