【2月26日予想】週明けも様子見ムード強い展開か

著者:西村剛
投稿:2017/02/25 18:34

様子見ムード継続

24日の日経平均株価は、
前日比87円92銭安の19,283円54銭で引けました。

米ドル為替が円高に進行したことで、
輸出関連株を中心に売り優勢で推移しました。


直近の株式市場は、トランプ大統領の行動で、
良い意味でも悪い意味でも値動きが荒い相場展開となっています。

トランプ大統領が期待を持てる発言をすれば株価は上がり、
失望するような発言をすれば株価が下がる、

といったトランプ次第の相場と言えます。


トランプ大統領が期待を持てる発言をし、
それに反応して株価が上がっている状態は、

まだ上昇相場が続いている証と言えるでしょう。

これが仮に下落相場に突入している場合には
どんなにトランプ大統領が期待を持てる発言をしたとしても、

株価の反応は薄く、軟調に推移するでしょう。

そういった意味では、現時点では
米国大領領選挙後のトランプ相場は継続していると言えそうです。



2月28日にランプ米大統領が議会演説を行う予定です。

そこで、新たな過激発言等が出る可能性もあり、
議会演説直前はリスク回避の動きが広がりそうです。

よって、週明けの27日の日経平均株価は、
「下落して引ける可能性がある」と判断しました。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想