ドル円、新規材料難の中、下攻め!

著者:遠藤寿保
投稿:2017/02/24 09:47

マーケットコンディション

昨日のドル円は113.28円で始まると、東京時間は、新たな材料も無く、113円台前半で動意薄となった。ロンドン時間、反ユーロ派のルペン氏が仏大統領選になる可能性が後退したこともありユーロも一服する中、ドル円も113円台前半で小動きとなった。NY時間、ムニューシン米財務長官のTVインタビューで、「長期間低金利である可能性」について言及。「ドル高には一定の問題がある」などと発言した事を受け、ドル円は112.55円まで下落した。その後、NYダウ平均が史上最高値を更新するなどを受け、112.82円まで買戻しが入り、112.65円でクローズをむかえた。

ドル円、新規材料難の中、下攻め!

上げ材料が、乏しいところでの、米要人のドル高懸念発言で、ドル円は112.55円まで売り込まれた。多分、東京時間は本邦勢の買いが入りそうだが、あくまで安値を拾う感じとみる。月末の、「驚異的な税制案」が延期される可能性が出てきたようだ。許容範囲のレベルとはいえ、買い方にとっては嫌なさげである。

☆戦略

買い (111円割れで撤退)

注)本日の予想は2月24日9:50に寄稿したものです。
また、上記レートは弊社外貨exの提示したレートを参考にしたもので、実際の取引可能なレートと異なる場合があります。
遠藤寿保
YJFX! FXエバンジェリスト
配信元: 達人の予想