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◎〔米株式〕NYダウ、反落=ナスダックは小高い(17日午前)

 【ニューヨーク時事】週末17日午前のニューヨーク株式相場は、トランプ米大統領の政権運営に対する不透明感が広がる中、優良株で構成するダウ工業株30種平均は午前10時20分現在、前日終値比44.40ドル安の2万0575.37ドルと反落している。一方、ハイテク株中心のナスダック総合指数は同時刻現在、3.09ポイント高の5817.99と小反発。
 トランプ米大統領は前日、就任後初めて外国首脳を伴わない単独での記者会見に臨んだ。しかし、市場関係者が期待している大型減税など経済政策に関して具体的な言及はなく、景気拡大を先取りした形での相場上昇に一服感が広がっている。また、人事をめぐる混乱などでトランプ大統領の政権運営能力に疑問符が付き始めている。さらに、大統領選を控えたフランスなどの欧州主要国で極右勢力が台頭しつつある政治情勢も懸念材料。
 取引開始後には、米民間有力調査会社コンファレンス・ボードが1月の景気先行指標総合指数を発表。同指数は市場予想を上回る伸びとなったものの、相場の流れは変わっていない。
 個別銘柄を見ると、公的医療保険「メディケア」の不当請求で米司法省から提訴されていたことが明らかになったユナイテッドヘルス・グループが3%超安。半面、英・オランダ系日用品大手ユニリーバに買収を提案したと発表した食品大手クラフト・ハインツは大幅上伸している。(了)
[時事通信社]
配信元:時事通信