外為サマリー：一時１ドル１１３円１０銭台に下落、ドル高修正の動きが継続

　２３日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後５時時点で１ドル＝１１３円４７銭前後と、前週末午後５時時点に比べ１円３０銭強のドル安・円高となっている。

　ドル円相場は欧州時間に入って一段安となり、午後３時３０分過ぎには一時１１３円１７銭まで下落。トランプ米大統領の就任式を通過したことで、これまで期待先行で進んでいたドル高を修正する動きが出ており、この流れが欧州時間に入っても続いているもよう。また、時間外取引で米１０年債利回りが低下していることもドルの重荷となっているようだ。売り一巡後はやや下げ渋る動きとなっているが、手掛かり材料に乏しく戻りは鈍い。

　ユーロは対円で１ユーロ＝１２１円８４銭前後と同６０銭強のユーロ安・円高。対ドルでは１ユーロ＝１．０７４０ドル前後と同０．００６０ドル強のユーロ高・ドル安で推移している。


出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）