日経平均、25日線の攻防戦にもつれ込む

1/12 19:04

★戦略方針

ドル円が115円台の攻防戦、日経平均が25日線の攻防戦に入ってしまったことで、ここはいずれもクリティカルな水準ですから、戦略方針を「やや警戒、資産は警戒」に変更。大引けで、日経平均が25日線を割ったという事実は無視できません。
フルポジションかどうかは、各位の判断に委ねます。個々の保有銘柄が投資家によって異なるでしょうから、ヘッジがかかっていれば各位の裁量で良いでしょう。
月間のアノマリーですから、下げて当然のタイミングなのですが、この程度で済むなら杞憂に終わります。

ここから来週以降も中途半端な戻りをしては、結局安値をずるずる割っていくという展開になると始末が悪いです。
しばらく、警戒していたほうが良いでしょう。

個別銘柄は、逐次落伍するものを処分し、あくまで強い銘柄に入れ替えましょう。

★トランプ記者会見は不発

トランプ次期大統領の記者会見から時間が経過しましたが、やはりあまり目新しいこともない代わりに、突飛な発言もなく、どうやらイベントとしては不発で終わったといってよさそうです。
総じて市場の反応というのは判然としないのですが、センチメントとしては「期待はずれ」、あるいは「失望」というものだったのかもしれません。
たとえば、肝心の膨大なインフラ投資に関して、その原資をどうするのかといった根本的な問題には触れていませんし、その他の政策公約に関しても従来発言から踏み込んで、具体的な説明には及んでいません。
イベントは良くも悪くも不発だったとして、これが今後の相場にどういう変化を与えていくのかは、ここ一両日を見なければならないでしょう。

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松川行雄 (まつかわゆきお)

有限会社増田経済研究所 日刊チャート新聞編集長